おきなさい、わたしのかわいいろざりー。
懐かしいあのお決まりのセリフで始まるかと思いきや、
勇者が一人、森の中にいた。
そう、性格診断のイベントをしてから起こされることを忘れていたのだ。
性格診断を始める。
最初は、素の自分の性格を診断してみることにした。
初めてSFC版ドラクエ3をプレイした時はしょうじきもの。
約10年の月日が流れた今は、どう診断されるのか。
素直に答えいくと、最後の質問は岩を運ぶやつだった。
運んでも運んでも終わらずループしている。
そのうち気分が悪くなってきたので、打ち切ることにした。
すると、性格診断が終わった。
しょうじきものだった少年が10年という歳月を向かえくろうにんになっていた。
妙にリアルな結果になった。
物凄く切ない気持ちになってきたが、耐えて続きをやる。
なかなかやさしいひとになれない。
性格診断で詰った。
攻略サイトを探すことにして、そこの情報を元にやさしいひとになれるように答えていく。
今は攻略サイトがあって便利だ。
当時は、まだインターネットという存在すら知らなかった頃だから、
新鮮な気持ちで攻略サイトを見ることができた。
攻略サイトのおかげで、やさしいひとになれた。
ようやくお決まりのセリフで起こされ、王様に会いに行く。
途中、ひねくれて引き返そうと考えたが、性格が変わってしまいそうなので辞めた。
素直に王様に会いに行くと、
はした金とそこらにありそうな装備を渡され、魔王を倒して参れと言われる。
ドラクエの王様って有り得ない。
こんな低レベル装備を渡して国がかりで倒せない魔王を一人の女の子に倒しに行けって言ってるんだもの。絶対性根腐ってるよね。
王様の文句はこれくらいにしておいて、ルイーダの酒場に向かう。
ありーな、みねあ、まーにゃをを登録をする為だ。
ルイーダに話しかけると、登録は2Fということなので2Fへ登る。
男に話しかけると、登録が始まったので、ありーなと名前を入力する。
すると、ここでまた忘れていたことがあった。
名前と職業を決めると、王様からたねが贈呈され仲間に使えるという。
仲間の性格を決めるのは、この種を使ってステータスを調整する必要があったのだ。
完全に忘れてる。ゲーム始めてからもう2つ目だよ…。
任天堂DSの脳トレやっておけば良かった。
現在のステータスと攻略本の★の数を見ながら、種を使って調整をする。
なかなか思った性格にならず結構な時間が掛かってしまった。
ちからが多すぎた所為か、おとこまさりとかちからじまんになってしまったり、
たいりょく上げすぎててつじんとか…。
自分で使うのを辞めておまかせにしたら、全然違う性格になっちゃうわで。
調整方法も攻略サイトに載っていたら良かったんだけど、それはなかった。
だいぶ失敗して時間掛かったけど、無事目的の性格にすることができた。
ステータスは1でも高く!等は気にしないように、目的の性格になったら即登録。
制限・禁止事項にもレベルアップで粘れないようにリセットの禁止を入れておいた。
何故か、私はレベルアップの表を作るが好きみたいで、
表を作る作業が苦にならなかったりする。
出来上がった時、何となく眺めるが何となく好きなのだ。
楽しみのひとつになると思って、作っていくつもり。
早速、仲間達に王様から貰った装備を渡す。
しかし、この時何を思ったか、同じ装備品は装備できないルールを作ろうと閃いた。
安易な閃きだが、これを制限に加えた。
よって、こんぼうとたびびのふくは1人だけしか装備できない。
こんぼうはともかく、たびびとのふくは少し困る。
ホイミが使えず、薬草だけで切り抜けていかなくてはならないからである。
死なないよう、少しでも守備力を高く保っておきたいからだ。
ここでもう一つ気が付いた。
ぬののふくも被るから脱がさないとダメだ…と。
ファミコン版で、ぬののふくを売られる為だけに登録されたキャラのことを思い出した。
今思うと、なんて酷いことをしたものだ。
禁止事項には入れてないけど、人として禁止だな。
ぬののふくも一人だけしか装備できないことになった。
勇者の初期装備を含めて、装備できる装備品は
どうのつるぎ、こんぼう、たびびとのふく、ぬののふく、ひのきのぼうの5つ。
ありーなは無し。素が強いから大丈夫だろう。
まーにゃはどうせ役に立たないだろうから無しで良し。
余りもの(ひのきのぼう)だけ持たせる。
問題はろざりーとみねあだな。被る可能性が高い。
みねあはくろうにんだから体力が高いらしいので、
ろざりーは初期装備のままにして、みねあにこんぼうとぬののふくを装備させる。
これでよし。準備は整った。
まずはアリアハン周辺でザコと戦ってレベルをあげて、かわのたてを買おう。
最初の目標も決まった。
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